大谷翔平WBC参戦表明──二刀流封印か

米大リーグで輝かしい2025年シーズンを終えた大谷翔平が、来春開催の World Baseball Classic (WBC) 参戦を自身の SNS で正式に表明した。前回 2023年大会で二刀流として日本代表を世界一に導き、MVPに輝いた“野球界のスーパースター”が再び母国のためにユニフォームに袖を通す。

参戦表明の経緯
二刀流での起用は不透明　投手としての登板は要検討
日本代表の中心的存在
今後の注目ポイント
参考文献

参戦表明の経緯

2025年11月24日（日本時間25日）、大谷はインスタグラムで出場意思を公表。前回大会の優勝写真と、2026年大会のロゴを添え、「日本を代表して再びプレーできることをうれしく思います」とコメントした。
日本代表は来年3月6日に東京ドームで1次ラウンドを開始する予定。大谷合流のタイミングについては、2月末の壮行試合か、3月2〜3日の強化試合からになる可能性が報じられている。

二刀流での起用は不透明　投手としての登板は要検討

今回の出場表明は “打者／打撃中心” の参戦となる可能性が高い。というのも、現時点で投手として登板するかどうかは決まっていないためだ。

背景には、2025年のポストシーズンを通じて投手としてフル回転してきた負荷や、例年に比べてオフ期間が短いことなどがある。
ただし、前回大会では二刀流として圧倒的な存在感を放ち、打者としては打率.435、投手としてはERA 1.86。決勝では守護神として米国代表を破り、MVPに輝いた実績もある。

このため、日本側としては「打者・DH中心」での起用を基本線としつつも、チーム状況やコンディション次第で“投手起用の可能性も残す” という慎重なスタンスが予想される。球団および代表チーム双方との協議が鍵となるだろう。

日本代表の中心的存在

WBC は、国・地域別で競う世界規模の野球大会であり、国際大会としての価値は非常に高い。日本にとっても重要なイベントであり、代表チームのスター選手たちの参戦がファンの期待を高める。
大谷の参戦表明は、チームの士気や注目度を大きく押し上げる。前回大会で “優勝の原動力かつ大会の顔” となった経験から、今回も日本の “勝利の鍵” として期待がかかる。