日米通算165勝の右腕・前田健太（37）が、2026年シーズンから日本球界に復帰する。
東北楽天ゴールデンイーグルスは11月26日、前田と正式契約したことを発表した。
2016年に広島から米大リーグへ挑戦して以来、約10年ぶりの日本復帰。NPBファンにとって待望のニュースとなった。
MLBで9年間プレー、通算68勝の実績
前田は2016年にドジャースへ移籍後、メジャー9シーズンで通算68勝。
2020年にはサイ・ヤング賞投票2位に入るなど、球界を代表するスターターとして存在感を示した。
2025年はタイガース傘下でプレーしていたが、シーズンを通じて安定感を欠き、メジャー昇格は果たせず。
こうした状況を受け、オフに「日本で新しいキャリアをスタートさせたい」とSNSで発表した。
楽天が獲得に名乗り “若手のメンター役”にも期待
楽天は近年、若手先発陣を中心に再構築を進めており、経験豊富なベテランの存在を求めていた。
球団関係者は「マエケンの経験値は計り知れない。若手にとって最高の教科書になる」とコメント。
投手陣の底上げ、そして勝負どころでの安定感をもたらす存在として期待されている。
また、前田自身も会見で
「日本での挑戦をここからもう一度スタートしたい。ファンの前で投げるのが楽しみ」
と語り、復帰への意気込みを示した。
“第二のマエケン時代”に大きな期待
広島時代は最多勝、最優秀防御率、沢村賞などタイトルを総なめにし、日本球界屈指のエースとして活躍した前田。
メジャーで培った技術・投球術・分析力はさらに磨かれており、NPBでどのような投球を見せるのか注目される。
2026年シーズン、楽天のマウンドには
“10年ぶりに帰ってきたマエケン”
の姿がある。
日本球界に新たな風を吹き込み、再びリーグの主役となれるか、大きな期待が集まっている。
参考文献
前田健太、楽天と契約合意 ― 11年ぶり日本球界復帰。 Nippon+1
前田健太、日本球界復帰をインスタで表明。「来季から日本でキャリア継続」 スポニチ Sponichi Annex+2エキサイト+2
MLBでの経歴と通算成績、そして最近の状況（マイナーでの契約・成績不振）について。 日刊ゲンダイDIGITAL+3worldbaseball.com+3Sports Illustrated+3
楽天加入後の期待とチーム状況、若手投手陣への影響。 nikkansports.com+1
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