山口達也さんが語る難病

元TOKIOのメンバー、山口達也さん（53）が最近の講演で「骨が腐る難病」と表現した 大腿骨頭壊死 を告白した。その背景には、彼が長年抱えてきた アルコール依存症 が深く関与していた。さらに、彼は「次に酒を飲めば、誰かを殺すかもしれない」と語り、自分への厳しい戒めと責任感をあらためて示している。

「骨が腐っている」医師に告げられた難病
原因は「酒」　自らの過去と向き合う
依存症との闘い　「次飲めば誰かを殺すかもしれない」
難病と共に歩む“再出発”
参考文献

「骨が腐っている」医師に告げられた難病

山口さんは講演で、右足の股関節にある大腿骨頭が壊死していると診断されたことを明かした。レントゲンでは黒く写り、「骨が腐っている」と説明されたという。
症状が進行すると激しい痛みが出て歩行困難になる場合もあり、病状によっては人工関節手術も視野に入る。

原因は「酒」　自らの過去と向き合う

山口さんは、病気の原因について「完全に酒由来」と語り、長年の依存症が背景にあると分析。
アルコールの大量摂取は大腿骨頭壊死のリスクを高める医学的指摘もあり、彼自身も「恥ずかしい病気」と述べながらも、隠さず伝えることを選んだ。

依存症との闘い　「次飲めば誰かを殺すかもしれない」

山口さんは、アルコール依存症の治療を続けており、自助グループへの参加や講演で体験を共有している。
講演では「次に酒を飲めば、誰かを殺すかもしれない。自分が死ぬかもしれない」と語り、断酒への強い覚悟を示した。
過去のトラブルを踏まえ「変えられない過去を受け入れ、これからの生き方で示したい」と話している。