近年、「iPhoneをやめてAndroidに乗り換えた」という声を目にする機会が増えてきました。
かつて日本では “スマホ=iPhone” というイメージが強く、多くの人がiPhone一択で選んでいましたが、その状況が大きく変わりつつあります。
最新の調査では、日本国内でAndroid利用者がiPhoneを上回るという結果も出ています。
なぜ今、日本で“iPhone離れ”が起きているのか。背景と最新データをもとに整理しました。
AndroidがiPhoneを逆転 ― 日本のスマホシェアが変化
MMD研究所が2025年に発表したデータによると、メイン利用するスマホOSは
- Android:51.4%
- iPhone(iOS):48.3%
と、これまで優勢だったiPhoneをAndroidが逆転しました。
この変化には、価格・性能・価値観の多様化など、複数の要因が交差していると考えられます。
なぜ日本人は“iPhone離れ”し始めたのか? 主な3つの理由
① 価格の上昇とコスパ意識の高まり
円安の影響もあり、iPhoneは以前よりも高額に。
ある調査では、iPhoneユーザーの約43%が「値上げを理由にAndroidへ乗り換えを検討」しているという結果も。
Androidは
- 3〜5万円台の高性能モデル
- 国内メーカーの機種
- コスパ抜群の海外ブランド(Google・Xiaomi など)
など選択肢が広く、「必要な機能を最適な価格で」という層に支持が広がっています。
② Androidの性能向上による“選べる時代”への変化
かつてのAndroidは「動作が重い」というイメージがありましたが、近年は性能が大幅に向上。
ハイスペックからミドルレンジまで幅広く、使い方に応じて選びやすくなりました。
写真・動画性能、カスタマイズ性、バッテリーのもちなど、用途に応じて最適を選ぶ流れが強くなってきています。
③ 中古スマホ市場・格安SIMの普及
スマホを中古で買い、SIMのみを契約するユーザーが増加。
iPhoneは中古価格が高い傾向にあるため、「予算内で最も良い端末」を求める層はAndroidを選びやすくなっています。
Androidへ乗り換えた人のリアルな声
実際に乗り換えたユーザーからは、次のような感想が挙がっています。
良かった点
- “自由度”の高い操作感
- バッテリーの持ちが良い
- 機種ごとに個性があり選ぶ楽しさがある
- 端末価格が抑えられる
不満点
- 設定項目が多く慣れるまで時間がかかる
- iPhoneとの連携(AirDrop等)が使えない
- リセールバリューはiPhoneより低い
“脱iPhone”の流れはあるものの、メリットと戸惑いが共存している印象です。
世代によるスマホ選びの違いも変化に影響
調査では
- 10〜20代は依然としてiPhone人気が強い
- 30代以上でAndroid選択者が増加
という傾向も見られます。
若者はSNS・動画・AirDropなどの利便性からiPhoneを支持する一方、
社会人・ファミリー層はコストバランスを重視してAndroidに流れるケースが多いようです。
まとめ
日本でAndroidがiPhoneを上回った背景には
- iPhoneの高価格化
- Android機種の性能向上
- 中古・格安SIMの普及
- ユーザーの価値観の多様化
といった複数の変化があります。
「スマホはiPhone一択」という時代ではなく、
「自分に合うものを選ぶ時代」に移行した と言えるでしょう。
これからのスマホ市場はOSではなく「どのスマホが自分の生活に最適か」という視点がより重要になりそうです。
参考文献
- ITmedia Mobile「スマートフォンOSシェア 2025年調査」
- PR TIMES「iPhone値上げ後の乗り換え意向調査」
- マネーポストWEB「脱iPhoneが加速する背景とユーザーの声」
- MMD研究所「スマホ利用動向調査」


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